クラブの歴史は設立年ではない( v サガン鳥栖)
鳥栖がJ1上がってきた時、「すぐに居なくなりそうなので早く鳥栖のスタジアムに行かねば」と思っていたうちに、すっかり定着し、やがて訪問の優先度が落ちていた。
そうこうしている間にこちらが二部落ち。
再び相まみえるが、豊田選手はおらんのね。
鳥栖がJ1で戦い抜く術を、日々現場で磨いた時間は実に6年。
鳥栖にとって「サッカーはこういうもの」というのは明確で、あらゆる局面を同じやり方で切り抜ける方法を知っている。
一方の名古屋は「昨年のやり方は手詰まりなんで別のやり方で」などと、付け焼き刃で太刀打ちできるのだろうか。
ジョー選手は確かに強い、上手い。しかし、これでは高額すぎる3億円の電柱。
名古屋グランパスをオリジナル10などとありがたがる風が有るが、そこにクラブの歴史などまるで感じない。「2011年のチームが優勝した」「ピチブーが外国籍選手で最高得点」と、チームや選手の歴史だけ。
過去には個々の選手の尖った能力活かしてどうにかしたんだろうが、ベースの技術で勝負する今は、そうもいかんよ。
八反田、玉田の両選手の不在は嘆かわしい(レシーバー、応答せよ)。
ベンチは若手の見学席ではないことを証明してほしい。