Further Groove Reminders

刻むグルーヴ、たまに思い出す。

2017-18 UEL / UCL Final

マルセイユの2ndと、レアルの1stはぼんやり見ていると同じ気がしてくる。

 

UEL

アトレティコ・マドリーのことを堅守とは頻繁に聞く。

シーズン通して見てみれば数字に現れ「成程、堅守!」と合点がいきそうなところである。

しかし、この日が初見と言っても良いくらいなので新鮮な気持ちで観戦。

故に見えたのは、的確なプレッシングと攻守切り替えの早さであった。

ボールホルダーに対して必ず複数人で行くので、ボール奪取後のかわす動きが滑らかだ。マルセイユもそこは工夫できんのか、とも思ってしまったが。

ナポリはパーフェクトなボールを出させないことで、後方の回収を容易にしていた。スパーズは奪ったらひとりでも力強く前へ進んだ。アトレティのやり方は、ある種の名古屋っぽさがあるかもしれない。

グループリーグを予選と呼ぶなど愛とか知識が無いので、やっぱり日テレ、読売にはウンザリさせられる。ヴェルディが泣いているよ。

 

・UCL

こちらは煽りVに定評が有るフジテレビが放送。青嶋アナは五月蝿いと非難されることもあるが、民放にしては心惹かれる実況をしてくれると思う。サッカー小僧とか観ていたしね。

ゲーゲン、ゲーゲンとプレッシングしていっきにゴールを陥れようとするリバプールに対して、確度の高い一撃を繰り出すレアル・マドリーという構図の印象を受けた。

(ゲーゲン・プレスの意味、ちゃんと分かっていません)

相手が相手なだけあるし、リバプールに肩入れしてしまう。スパーズがリバプール苦手にしていることは置いておいて…。

ゲームを組み立てるモドリッチ選手のメインタスクを守備とさせるなど、一定の効果は見られた。

惜しむらくはこの日のメインキャスト、サラー選手の負傷と、恐らく普段では無いようなプレイのいくつか。

つなぐ意識を逆手に取った、遠い位置から効果的なシュートを放った。そうとらえたいのだが、本人は自責の念で耐えきれないだろう。似たようなこと、経験あるので大変よく分かる。