Further Groove Reminders

刻むグルーヴ、たまに思い出す。

2018年の名古屋グランパス

2.24の開幕前に少しくらい思うところを。

 

1年で2人もバンディエラ候補を放出し、育成出身者も容赦なくローン先へそのまま譲渡。
超有望株まで出場機会を求めてローン移籍。
湿ったいところは、痛い痛いと嘆きながらもバサリと切り落として、良くも悪くも我々革命軍は身軽である。

 

その一方で大変明確でメッセージ性の強い補強をしたかもしれない。

後ろから。

ランゲラック選手は、国内でプレイする選手に例えるとキムジンヒョン選手だと聞く。スローイングの評価が高いことを思うと、展開力が期待される。経験の楢崎、切り替えの武田、足元の渋谷に加えて展開のランゲラック。贅沢な最後方である。
畑尾選手は学生時代からボールの出し手として優れている。空中戦も強いようで、母校が同じ自分としては期待も高い。
そんな展開力を高い2選手のボールを最前線で受けるのがジョ選手となるであろう。直近のブラジル全国選手権MVPだなんて、ポルディさんよりスゲえんじゃね?

既存選手では内田選手のアンカーでのテストが気になる。正確なキックを繰り出せる点はランゲラック、畑尾と同様の狙いが有るのか。

これで前線がジョ、玉田、GX44(44の方がカッコいい)ときたら、収まってたまらなくなるんじゃないかな?

 

昨年の印象は3〜4人のユニットの集合と拡散。そのユニットは、ショートパスで収縮と拡大を繰り返してうごめく軟体動物のようだった。
今季は長いボールでも正確に扱えれば良いという考えか。ユニットの構成人数は増え、巨大なアメーバがボールという核を中心にひたすらゴールラインを目指すというイメージを持っている。