I still haven’t found what I’m looking for (v 清水エスパルス)
ジョー選手にボールが収まる。落としたボールを他の選手が拾う。止める。蹴る。
止める時間、長くない?などと思った。
所謂、「目が合う」ための時間なのだろうか。
しかし、この時間に寄せられちゃうし、中央の状況も変わっているんだよね。
この試合でジョーが後半から入ってボール収まり、明らかに名古屋の時間帯になった。
多分、ジョーに収まったタイミングくらいで「目を合わせ」ないといけない。
結果が出ていない状況や、負傷者を鑑みるとスカッドの顔ぶれは都度変わってしまう。
「さあ、新しい組み合わせだ。目を合わせろ」と言うのも酷なものである。
ボールの受け手と出し手で、お互いのやりたいことなり出来ることを瞬時に判断するのは難しい。「いつものメンバー」なら簡単なのかもしれないが、そんなのは居ない。
(もっと言えば誰がいようとも「いつものメンバー」であるのが理想的である。)
選手は何をすべきか決まっていない荒野を進んでいる。
U2の曲で言えば「終わりなき旅」。何を探しているかがまだ分からない。
障害は尽きないし、足は止まる。地図も羅針盤も持たない。これは困難を極める旅だ。