異なる風景、繰り返す歴史 (v Manchester United / FA Cup semi final )
FAカップは普段のプレミアリーグとは異なる趣。やや古いというか、商売気が薄めというか。スタメンの表示も2000年代を思わせる雰囲気。
客席も然りで、プレミアのお客さんに比べて騒がしい。セミファイナルの熱気故か、ウェンブリーは喧騒に身を浴していた。椅子の使用率も低いし、両クラブ旗も多い。(旗はプレミアだとNG?)
きっとチケット価格が高騰し、観光客商売になったプレミアには普段来ないような地元の人やクラブのファンが多かったんだろうな。普段とは異なるモザイクを描く客席だった。
DAZNの画質もやや粗かったような…。
ピッチでの熱というのも激しく、見応えが有った。スパーズ目線で行くと、要所をしっかりと抑えられた。ビハインドなのに手をこまねいた感も否めない。
そこはマンチェスター・ユナイテッドだったり、モウリーニョ監督の凄みなんだろう。
チャンピオンズでキエッリーニ選手が発した「トッテナムの歴史」がここでも出てしまったように思う。
試合後のポチェッティーノ監督の会見から言うと、スパーズのプロジェクトにおける今季のミッションはプレミアでのトップ4確保である。
目先のタイトルは逃したが、もっと遠いところに目標は有る。