Further Groove Reminders

刻むグルーヴ、たまに思い出す。

社会人1年目は博多

一人暮らしと言えば中野なんだけども、社会人一年目を過ごした博多は、時間の割には思い出深い。

 

配属はどこでも良いし、せっかくなら名古屋か東京以外でも構いません。

なんて言ったら博多に配属された。

会社が用意した部屋は親子3人でも住めるような広さで、6畳間に慣れきった自分にはオーバースペックだった。

大人の世界なんて学生よりもしっかり考えて動いているから、言われた通りやれば何とかなると思っていた自分にとっての会社員生活はひたすら辛かったように記憶している。

頭を使って仕事をする気が無かったのか、ひたすら体力任せに頑張る。それだけでは成果は上がらない。疲弊した先には無気力が現れ、どうしたら良いのか分からなくなった。

コンビニ飯が仲良し、たまに入れるラーメン屋が心の癒し。当然のように荒む暮らし。

 

職業意識も希薄な割に仕事に対する精神的コストが高かったが、ひとりという環境で持ちこたえられた。

物理的な独立に加えて、経済的な独立を手にした満足感、解放感を元手に生きていた。

休みでもあれば、いつ、何をしても良い。大きな阻害要因であった懐事情は解決した。

仕事がうまく行かない分、CDやアナログ買って、クラブ行って(当時はジャスティスとか流行っていたし、福岡は小さい割に熱が有った)、なんとかやりきった。

 

本業がうまくいってないので、1年半で異動となった。